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HANDEL
APPENDIX 1




 ここでは、ヘンデルが作ったパスティッチョを扱います。


L'ELPIDIA

HWV A1
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1725年5月11日,ロンドン,国王劇場
台本作家:不明(ニコラ・ハイム?)
原作:アポストロ・ゼーノの台本(1697)

6月19日までに計10回の公演。
1725年11月30日から12月11日まで、国王劇場で4回の再演。


ORMISDA

HWV A3
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1730年4月4日,ロンドン,国王劇場
台本作家:不明(ジャコモ・ロッシ?)
原作:アポストロ・ゼーノの台本(1722)

5月14日まで、13回の上演。4月21日の公演から、ストラーダのために12曲が取り替えられる。 さらに6月9日に再演。 同年11月28日から12月8日まで、5回の上演。いくつかの曲が取り替えられる。


VENCESLAO

HWV A4
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1731年1月11日,ロンドン,国王劇場
台本作家:不明(ジャコモ・ロッシ?)
原作:アポストロ・ゼーノの台本(1724)

1月23日まで4公演。


LUCIO PAPIRIO DITTATORE

HWV A6
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1732年5月23日,ロンドン,国王劇場
台本作家:不明
原作:アポストロ・ゼーノの台本を、カルロ・インノチェンツォ・フルゴーニ Carlo Innocenzo Frugoni が改作したもの(1729,音楽はジェミニアーノ・ジャコメッリ)

:6月6日まで、4公演。


CATONE

HWV A7
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1732年11月4日,ロンドン,国王劇場
台本作家:不明
原作:ピエトロ・メタスタージョの台本《ウティカのカトーネ》


SEMIRAMIDE

HWV A8
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1733年10月30日,ロンドン,国王劇場
台本:不明
原作:ピエトロ・メタスタージョの台本


CAIO FABRICIO

HWV A9
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1733年12月4日,ロンドン,国王劇場
台本:不明 原作:アポストロ・ゼーノの台本(1732)


ARBACE

HWV A10
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1734年1月5日,ロンドン,国王劇場
台本:不明
ピエトロ・メタスタージョの台本(1730)


ORESTE

HWV A11
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1734年12月18日,ロンドン,コヴェントーガーデン劇場
台本:ジョヴァンニ・グァルベルト・バルロッチ Giovanni Gualberto Barlocci の台本(1723、ローマ)を、第三者(ジャコモ・ロッシ、あるいはアンジェロ・コーリ)が手直し
原作:エウリピデス『アウリスのイピゲネイア』

Cornelia Lanz, Nastasja Docalu, Sabine Winter, Armin Stein, Christian Wilms, Kai Preußker
Ensemble
Tobias Horn
24-29 July 2010, Besigheim
Animato ACD6123

Mary-Ellen Nesi, Maria Mitsopoulou, Mata Katsuli, Antonis Koroneos, Petros Magoulas, Nicholas Spanos
Camerata Stuttgart
George Petrou
9-14 January 2004
MDG 609 1273-2


DIDONE ABBANDONATA

HWV A12
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1737年4月13日,ロンドン,コヴェントガーデン劇場
台本作家:不明
原作:ピエトロ・メタスタージョの台本(1726)


ALESSANDRO SEVERO

HWV A13
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1738年2月25日,ロンドン,国王劇場
台本:不明
原作:アポストロ・ゼーノの台本(1716)

 《アレッサンドロ・セヴェーロ》は、《ジュスティーノ》、《ベレニーチェ》、《アルミーニョ》などの音楽を利用したパスティッチョです。序曲とレチタティーヴォは新たに作曲されました。
 台本は、アポストロ・ゼーノの台本を流用。ローマの皇帝、アレクサンデル・セウェルス(208−235)の話。
 2月25日から3月11日までに、計5公演。さらに5月30日に再演がありました。

Mary Ellen Nesi, Marita Solberg, Kristina Hammarström, Irini Karaianni, Gemma Bertagnolli, Petrols Magoulas
Armonia Atenea
George Petrou
Athína, 20-26 July 2010
MDG 609 1674-2

ニッコロ・マンザーロの《ドン・クレプスコロ》を併録。


AN ORATORIO

オラトリオ(パスティッチョ)
初演:1738年3月28日,ロンドン,国王劇場
台本作家:不明
原作:アポストロ・ゼーノの台本(1716)

《デボラー》,シャンドス・アンセム第6番,戴冠アンセムなどから音楽を流用。


GIOVE IN ARGO

HWV A14
イタリアオペラ(パスティッチョ)
初演:1739年5月1日,ロンドン,国王劇場
台本作家:アントーニオ・マリア・ルッキーニ Antonio Maria Lucchini
原作:ルッキーニの台本は、1717年,ドレスデンで上演されたアントーニオ・ロッリのオペラのためのもの。

 5月5日に再演、計2公演。  台本は、ヴェネツィアの詩人、アントーニオ・マリア・ルッキーニが書いたもの。アントーニオ・ロッティが音楽を作曲、1717年にドレスデンで初演されている。おそらくヘンデルが1719年にドレスデンを訪問した際に、このロッティのオペラを聞いたと推測されている。

Tanja Aspelmeier, Lisa Tjalve, Theresa Nelles, Benoît Haler, Markus Auerbach, Raimonds Spogis
Concert Royal Köln, Kammerchor Würzburg
Matthias Beckert
Michaelshoven, Köln, 14-17 November 2006, 10-11 February 2006
MUSICAPHON M 56891


LUCIO VERO

オペラ(パスティッチョ)
初演:1745年11月14日,ロンドン,国王劇場
台本作家:不明




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