1736 |
HWV 75
オーデ 英語
初演:1736年2月19日、ロンドン、コヴェントガーデン劇場
台本:ジョン・ドライドン
Simone Kermes, Virgil Hartinger, Konstantin Wolff
Collegium Cartusianum, Kölner Kammerchor
Peter Neumann
2007
Carus 83.424
Nancy Argenta, Ian Partridge, Michael George
The Sixteen
Harry Christophers
London, April 1990
COLLINS 70162
現在はThe Sixteenの自主レーベル CORO から再発されています。
Donna Brown, Carolyn Watkinson, Ashley Stafford, Nigel Robson, Stephen Varcoe
English Baroque Soloists, Monteverdi Choir
John Eliot Gardiner
Göttingen, 13 & 14 June 1987
PHILIPS 422 053-2
HWV35
オペラ イタリア語
初演:1736年5月12日、ロンドン、コヴェントガーデン劇場
台本作家:
「アタランタ」はウェールズ王子フレデリックの結婚を祝うために作曲されたもので、この手のオペラでおなじみの幕切れの豪華なおべっか音楽付きです。当時オペラ運営に行き詰まっていたヘンデルがウェールズ王子の援助を得ようと懸命になっていたことが伺えます。
祝典用の牧歌劇という性格上、物語は単なる恋の鞘当。ドラマとして激しさは一切なく、展開が単調なことは否めません。もっとも作品の中心が最後のお祝いの場面にあり、実際当時の上演ではここで盛大に花火(劇場内で!)が点けられたそうですから、他のオペラと同一線上で論じること自体が間違っているかもしれません。他愛無いといえばそれまでですが、ここは自分も参列した貴族になったつもりでのんびり聞くべきでしょう。
Farkas,Bartfai-Barta,Lax,Bandi,Gregor,Polgar
Capella Savaria
McGegan
Budapest,1985
HUNGAROTON HCD 12612-14-2
マッギガンのかなり初期の録音です。オーケストラはきびきびして音楽をダレさせなくて良いです。歌手の出来がややまちまち。