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1867

DON CARLOS
Versione pour la répétions generale
Paris, 24 février 1867

初演:1867年2月24日の総練習
台本作家:フランソワ・ジョセフ・メリ、カミーユ・デュ・ロクル
原作:シラー「ドン・カルロス」

 


DON CARLOS
Versione de la primiere représentation
Paris, Théâtre-Lyrique Impérial, 11 mars 1867

初演:1867年3月11日、パリ、オペラ座
台本作家:フランソワ・ジョセフ・メリ、カミーユ・デュ・ロクル
原作:シラ「ドン・カルロス」

 

Alagna,Mattila,Meier,Hampson,Van Dam
Orchestre de Paris
Pappano
Paris,10,13 & 16 March 1996
EMI TOCE-9203/5

 このディスクに収録されている、パリのシャトレ座での公演で使用された楽譜についてはこちらを御覧下さい。

Hampson, Ramey
Münchner Rundfunkorchester
Gómez-Martínez
München, July 1997
TELDEC WPCS-10069

 ハンプソンとレイミーの二重唱アルバム「テノール御免! No Tenors Allowed」。この中に「ドン・カルロス」の第2幕でのロドリーグとフィリップの二重唱が収められています。  国内盤も良く見れば気付くことができるのですが、最近このCDを聞くまで、パリ初演稿が使われていると知りませんでした。これはいわゆる"Version sans P.c"と呼ばれるもので、当初書き上げた楽譜のうちの42小節を、上演時間短縮のため9小節に書き直した短いヴァージョンです。
 1996年のパリのシャトレ座での公演ではこの二重唱の後半部分を大改訂後の(一般的に良く知られている)音楽に差替えてしまったため、正規の録音でこの二重唱の後半を音で聞けるのはこれが初めてとなります。
 ヴェルディが全面改訂し全く新しい音楽をつくった箇所では、パリ稿の音楽はしばしば軽視されがちです。確かにこの二重唱も、大改訂後の音楽の方がずっと充実しています。しかしこうしてハンプソンとレイミーという優れた歌手が歌えば、パリ稿での二重唱にも、パリ風グランドオペラとしての音楽様式の美を発見できるはずです。


DON CARLOS
Versione de la seconde représentation
Paris, Théâtre-Lyrique Impérial, 13 mars 1867

初演:1867年3月13日、パリ、オペラ座
台本作家:フランソワ・ジョセフ・メリ、カミーユ・デュ・ロクル
原作:シラ「ドン・カルロス」

 


DON CARLO
Versione della prima rappresentazione in Italia
Bologna, 27 ottobre 1867

初演:1867年10月27日、ボローニャ、コムナーレ劇場
台本作家:フランソワ・ジョセフ・メリとカミーユ・デュ・ロクルのフランス語台本を、アシーユ・ドゥ・ロージェールがイタリア語訳

 


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